火災の総出火件数は48,095件で前年より3,906件増加しています。
全火災の約5割強が建物火災でそのうちのまた5割強が住宅火災です。
出火原因の1位は「放火」で、17年連続1位です。
総死者数は1,625人、前年より96人減少しています。被災者は65歳以上の高齢者と5歳以下の乳幼児が7割を占めています。
建物火災における死者1,254人のうち住宅火災における死者は1,100人。そこから放火自殺者等を除くと、977人です。
住宅火災における死者(放火自殺者等を除く)の7割以上が高齢者です。
火災による損害額は908億円。前年に比べ11億円増加しています。火災による損害額は、建物火災によるものが圧倒的に多く全体の90.7%を占めています。
私たちの尊い命と大切な財産を守るため、着火抑制や火が燃え広がらないよう、木造建築物等に難燃性を付与する難燃防火処理をお勧めします。
ここ数年「放火・または放火の疑い」が出火原因のトップが続いているのが現状です。
こうなると、もはや火の管理だけではどうしようもなく、徹底した自己防衛が大切です。
歴史的に貴重な社寺仏閣の火災は4割が放火もしくは放火の疑いが原因であると言われています。
平成25年度、火災の年間総出火件数は そのうち、建物火災は 1日あたり132件、 |
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建物火災25,053件のうち |
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総火災件数48,095件のうち出火原因別に見ると 放火・放火の疑いが 建物火災25,053件のうち |
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全火災における放火火災(「放火」及び「放火の疑い」)は |
平成25年度、火災による死者数は |
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建物火災における死者数 |
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建物火災における死者数(放火自殺、放火巻添え除く) |