アクシオン25の抗菌・抗カビ機能

アクシオン25は高い遮熱断熱性能により結露を防止し、カビの発生を抑えます。
カビが発生した場合には 安全性の高い特殊活性抗菌剤がカビを不活化 します。

 

 

空中浮遊カビ菌減少効果検証
試験方法 経 過 結 果

温度と湿度をコントロールした部屋でアクシオン25塗布ボードを5枚設置した場合とボードを設置しなかった場合とで比較試験。

エアーサンプラーで100Lの空気を1週間ごとに採取しました。

0dayはスタート時点の菌数です。
7日目~14日目~21日目では菌数が減っています。

ボードを設置した場合はスタート時を100%とした場合、7日目以降は
菌数が約20%減少しています。

ボードを設置しない場合では、スタート時点とほど同数の菌数が得られています。

 

真菌に対する効果検証
試験方法 結 果

アクシオン25を塗ったクロスに菌液を滴下して24時間放置しました。

それを滅菌水で回収し、寒天培地で培養菌の生存数を測定。

Candida albicans:病原性酵母


(左)無塗布 (右)アクシオン25塗布

Aspergillus fumigatus:コウジカビの1種


(左)無塗布 (右)アクシオン25塗布

人に対して病原性を示す酵母2種。コウジカビは人に対してアレルギーや感染症の原因になります。クモノスカビは野菜などの食品を汚染する原因になります。アオカビの1種は人に対してアレルギーを起こすことがあります。
これら5種の菌を使って、菌数を調べました。
アクシオン25を塗布したものは菌数が0 になっているのに対して、無塗布に対しては表のような菌数が出ています。

 

抗菌・抗カビ性能

検査機関:一般財団法人日本食品分析センター

試験片の生菌数測定結果
試験菌 試験片 測定 試験片1個当たりの生菌数
測定-1 測定-2 測定-3
黄色ぶどう球菌 無加工 接種直後 2.5×10^5 2.2×10^5 2.3×10^5
無加工 35℃
24時間後
7.2×10^5 6.3×10^5 8.1×10^5
検体 <10 <10 <10
大腸菌 無加工 接種直後 2.5×10^5 2.1×10^5 2.1×10^5
無加工 35℃
24時間後
2.3×10^7 2.7×10^7 2.7×10^7
検体 <10 <10 <10
MRSA 無加工 接種直後 3.1×10^5 3.8×10^5 4.3×10^5
無加工 35℃
24時間後
4.4×10^6 4.3×10^6 3.0×10^6
検体 <10 <10 <10

無加工試験片:ポリエチレンフイルム   <10:検知せず

カビ抵抗性は「0:試験片に菌糸の発育が認められない。 」

 

抗カビ効果 施工実例
対象物件 食品工場 物件種別 ビール工場 壁面・天井
特記

室内の湿度が100%の為、何を塗っても6ヶ月程度で剥離をしてしまいます。
塗膜表面が常時「結露」を起し「カビ」が繁殖してしまう環境でした。

施工前 施工後7年経過
塗膜等が剝れて、カビが発生しています。
清掃、除菌、他社防カビ塗料で対応していましたが、改善されませんでした。
塗膜に変化なし、カビの発生もありません。

 

対象物件 上高地ホテル 物件種別 バックヤード 壁面
特記

冬期休業中のカビの発生に悩んでいました。休業前にアクシオン25と一般アクリル塗料を塗り分け試験施工し、カビ発生状況を比較しました。

施工直後 施工後半年経過
2013年12月 施工直後
アクシオン25(左側)とアクリル塗料(右側)
境目が判別できません。冬期マイナス10℃で閉鎖。
2014年5月 オープン直後
左側アクシオン25は変化ありませんが、
右側のアクリル塗料は全体がカビに覆われた状態になっていました。

 

対象物件 食品倉庫 物件種別 倉庫 壁面
特記

壁面裏に燻蒸倉庫のパイプが走っており、一番高温になる位置で、カビの発生が極端にあがる一番条件の悪い箇所で試験施工しました。両サイドは別会社施工の防カビ剤混入塗料が塗布されています。

施工前/施工直後 施工後1年半経過
加圧超高温水洗浄で殺カビ処理をし、アクシオン25塗装。
周囲は塗装せず、経過観察としました。
周囲はカビ発生してますが、アクシオン25塗装面にカビは発生していません。
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